ステマ規制対策の基本と具体例:個人ブログも対応必須⁈【WordPress】【Luxeritas】

2024年3月11日

ステマ規制対策の基本と具体例:個人ブログも対応必須⁈【WordPress】【Luxeritas】

※この記事はアフィリエイト広告を含みます。

※この記事はアフィリエイト広告を含みます。

ネットで情報検索をしている時に、このような文言を見たことはないでしょうか。
私も情報を集めるために様々なサイトを訪問しているのですが、昨年末あたりからこちらの言葉をよく見かけるようになりました。

これは2023年10月にスタートした『景品表示法第5条第3号』の規定に基づき行った告示指定、通称『ステマ規制』と呼ばれるものです。

今回の記事ではこちらについて解説していきたいと思います。

  • ステマ(ステルスマーケティング)について
  • ステマ対策が必要なサイト・不要なサイト
  • ルクセリタスでできる、ステマ規制対策方法

表示設定は5分ほどで完了するので、スキマ時間に行ってみてはいかがでしょうか。

WordPressで「ルクセリタス」のテーマを利用されている方向けの記事ではありますが、ルクセリタス以外のテーマを利用されている方も応用が可能だと思いますので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

注意

なお、私は法律の専門家ではありません。
正確な内容を心掛けておりますが、記事の内容の正確性を保証するものではありません。
正確な情報や最新の情報については、ご自身で当該サイトからご確認されることをお勧めいたします。

消費者庁景品表示法

ステマ(ステルスマーケティング)とは?

「ステマ(ステルスマーケティング)って何?」
という方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明したいと思います。

サイトを訪れたユーザーに対して、「広告」であると気づかれないように宣伝活動をすることです。

例えば、好きなタレントが自分のSNSアカウントで
「○○社の美容液を使ったらシミがなくなった!」と写真付きで絶賛していたとします。
そのタレントのファンのあなた。
「実際に使った本人の感想なら、その商品を買いたい!」と思うのではないでしょうか。

ここで問題になってくるのが、「広告」であることを明らかにしているかいないか。

ステマと判断されないのは、「広告」であることを明らかにしている場合。
広告であるにも関わらず、企業とタレントには繋がりがないかのように装っている場合はステマと判断されます。

ステマ規制法に違反した場合、罰則がありますので対策が必要なサイトは早めの対応が必須となります。

ステマ規制対策が必要なサイト・不要なサイト

心配顔

私のサイトはステマ規制対策が必要なの?不必要なの?

このように思う方も多いと思います。
私もその中の一人。

ここではステマ対策が必要なサイトと不要なサイトについて解説いたします。

ステマ規制対策が必要なサイト

  • A8.net
  • もしもアフィリエイト
  • バリューコマース
  • 楽天アフィリエイト
    などなど

などのアフィリエイトプログラム(ASP)を利用しているサイトです。
私もA8.netを利用しているので、対策をしていきたいと思います。

A8.netでは専用の説明ページが用意されています。
主にこちらの2点について解説されているので、A8.netを利用されている方は参考にされてください。

  • PR等の表示例(表示文言、表示位置)
  • 広告掲載URLの提出

A8.net

対策が不要なサイト

Googleアドセンスなどの広告表示やAmazonアソシエイトなどで、商品リンクをはるだけなら対応は不要です。

消費者庁の資料『事業者が講ずべき景品類の提供及び表示の管理上の措置についての指針』の5ページ目に、このように記載されています。

アフィリエイターが自らのアフィリエイトサイトに単にアフィリエイトプログラムを利用した広告を行う事業者のウェブサイトのURLを添付するだけなど、当該事業者の商品又は役務の内容や取引条件についての詳細な表示を行わないようなアフィリエイトプログラムを利用した広告については、通常、不当表示等が発生することはないと考えられる。
また、アフィリエイターの表示であっても、広告主とアフィリエイターとの間で当該表示に係る情報のやり取りが一切行われていないなど、アフィリエイトプログラムを利用した広告主による広告とは認められない実態にあるものについては、通常、広告主が表示内容の決定に関与したとされることはないと考えられる

事業者が講ずべき景品類の提供及び表示の管理上の措置についての指針

楽天アフィリエイトはステルスマーケティング規制の対応を求めています。
利用されている方は対策をされた方が良いでしょう。

楽天アフィリエイト:ステルスマーケティングの規制について

Amazonアソシエイト、Googleアドセンス広告、現在は表記ルールについて明記していない2社ですが、今後どうなるかは分かりません。
当該サイトの最新情報をこまめにチェックするようにしましょう。

ステマ規制・ルクセリタスでの設置方法

ここからはルクセリタスでの表記方法について解説していきたいと思います。
前述のとおり5分ほどで設置が完了しますので、お手すきの際にどうぞ!

①ワードプレス管理画面にログインする。

「外観」から「ウィジェット」を選択。

ルクセリタスのウィジェットで設置していく

②「テキスト」を選択し、記載文章を表示させたい場所を選択します。

サイトのヘッダー部分など、ユーザーが視認しやすい位置に表示する必要があります。
こちらのサイトでは「記事タイトル下ウィジェット」にテキストを追加いたしました。
AMPを利用されている方は、そちらも併せて対応していきましょう。

ウィジェット設置場所を決める

③タイトル部分に「※この記事はアフィリエイト広告を含みます」と入力します。
「保存」ボタンをクリック後、「完了」を押して設定完了です。

記事タイトル下ウィジェットに表記 ルクセリタス

表示されるようになったか確認しましょう。

ルクセリタス ステマ対応 表示設定完了

無事に表示されるています。
これで設置は完了です!

SNSにアフィリエイト広告を掲載されている方は、ステマ規制の対応とは別に「プロモーション設定」が必要な場合があります。
ご自身でご確認の上、対応されてください。

表示に適した文言・不適切な文言

表示に適した文言と適していない文言がありますので、こちらも併せて紹介いたします。

表示に適した文言は、「広告」と分かる表現のものです。

適した文言と文例

  • 広告
  • PR
  • アフィリエイト広告
  • プロモーション
    などなど

こちらのサイトで使用しているものを含めて、上記の文言を使用した説明文の例を載せておきます。
表示させる際の参考にされてください。

「この記事はアフィリエイト広告を含みます」
「本ページはプロモーションが含まれています」
「A社から商品の提供を受けて投稿しています」

不適切な文言

不適切とされているものは、ユーザー(一般消費者)にとって分かりづらい文言です。

「楽天アフィリエイトステルスマーケティング規制の対応について」にて詳しく解説されていましたので、引用させていただきました。

「AD」「Premium partner」「sponsored」など。
・PR/広告表記が無く「楽天のイベントに参加した」「お得なクーポンで購入した」のみ表記する

楽天アフィリエイト

「ユーザーに分かりやすい表示を心掛けましょう!」ということですね。

まとめ・ステマ規制対策はお早めに!

今回はステマ(ステルスマーケティング)と、規制への対応について解説させていただきました。

  • ステマ(ステルスマーケティング)について
  • ステマ対策が必要なサイト・不要なサイト
  • ルクセリタスでできる、ステマ規制対策方法

ステマ規制法に違反した場合、罰則もありますので早めの対策をしていきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ステマ規制法対策の参考になったら嬉しいです!

写真素材 PIXTA