地元の歴史をマンガで紹介・地元PR【制作実績】

2024年2月20日

地元の歴史をマンガで紹介・地元PR【制作実績】

※この記事はアフィリエイト広告を含みます。

「地元の魅力をわかりやすく伝えたい!」

「郷土史を子どもたちが興味をもってくれるような読み物にしたい」

学校ではなかなか学ぶことのない、地元の歴史や特産品。
知ることもないまま消えていく地域の伝承。

そうした語り継ぎたいものをマンガという形にしてはみませんか?

地元紹介漫画のすすめ
4コマで解説

この記事を書くきっかけになったのは、図書ボランティアの方がおっしゃったある一言でした。

「仕事で上京した時に、自分の出身県(ルーツ)について何も話せなかった」

地元の特産品や歴史、なんでも良いから話せるものを持っておくと良いということでした。

とはいえ、難しい文献を調べたり資料を読み解くのは骨がおれるもの。
マンガにすることでわかりやすく、幅広い世代の方に興味をもってもらえるようになるのではないでしょうか。

地元のことを学ぶ、または伝える際にこの「地元紹介漫画」を利用するのはいかがでしょうか?

地元紹介マンガ活用例

地元紹介やPRには様々な方法があります。

  • YouTube動画配信
  • SNS
  • ブログ
  • イベント
  • 雑誌

上記の方法で紹介する際も、マンガを活用することで表現の幅が広がるのではないでしょうか。

声や動きをつけてYouTube動画を制作する、ブログ記事の一部にマンガを利用するなどなど。

これまでにお受けした地元紹介マンガはこちらの2本です。

  • 『黒田五寸人参誕生物語~種をつなぐ手~』
  • 『野間埼灯台マガジン』

それぞれの内容について、簡単に解説したいと思います。

またこの他に地元の伝承を基にした紙芝居を、2本制作いたしております。

  • 海の怪光(あやしいひかり)
  • きんきらきんのぴんぴらぴん

こちらも制作の流れを解説した記事がありますので、ご一読いただけたら幸いです。

『黒田五寸人参誕生物語~種をつなぐ手~』

黒田五寸人参歴史漫画『種をつなぐ手』

長崎県大村市特産品である『黒田五寸人参』の歴史について描いた漫画です。
こちらは大村市の公式ホームページJAながさき県央のホームページからPDFデータのダウンロードが可能です。

利用方法例・小学生向けの学習教材・教科書

学習教材として、市内の小学校で利用していただいております。

この漫画を教材として利用している小学生から嬉しい声をいただきました。
「マンガになってるから読みやすい」
「漢字が読めない低学年の子も読めるね!」

子どもたちに読んでもらいたくて描いたので、本当に嬉しかったです!

こちらの記事で制作の流れを詳しく解説しております。

黒田五寸人参の栽培方法については様々なサイトで紹介されていますが、黒田五寸人参が新しい品種として誕生するまでの歴史についてまとめたものはありませんでした。

点在する記録や資料を集め、黒田五寸人参原種育成会の方々にも協力をいただきながら物語の骨子となるものをまとめていきました。

キャラクターも、主な読者である子どもに親しみを持ってもらえるようデザインしました。
また、実在の人物でありながら写真等が残されていない黒田正氏については、歴史背景から年齢や服装を考えました。

大村市特産品 黒田五寸人参誕生物語 キャラクターデザイン ラフ画

マンガの内容は史実を基に、子どもたちにも興味をもってもらえるようなストーリー展開にいたしました。

また、漢字を習っていない子どもも読むことができるように、漢字すべてにルビを振りました。

このマンガを読んだ子どもたちから「分かりやすかった」「面白かった」という感想をいただくことができました。

『野間埼灯台マガジン』

野間埼灯台マガジン1ページ目 マンガ

こちらは「海と日本財団海と灯台プロジェクトin愛知」のプロジェクトの一環で制作したマンガです。
愛知県美浜町にある野間埼灯台と、その周辺の歴史を伝えるために制作いたしました。

普段見慣れているものも、実はこんな歴史があったのだと再確認できる漫画です。

こちらの記事で制作の流れを詳しく解説しております。

野間埼灯台についての資料と、大まかな台本をいただきました。
更に理解を深めるために、マンガに登場する歴史上の人物や歴史背景について調べました。
時代背景は江戸時代から大正時代にかけての日本。

こちらも史実を基に制作するため、読み手に誤った情報を伝えることがないように細心の注意をはらいました。

また、幅広い世代に楽しんでもらえるような表現を心掛けました。

キャラクターデザインについて

歴史上の人物だけではストーリー展開が難しいと感じたため、2人のキャラクターを追加しました。

1人は主人公としてオリジナルキャラクターの『野間灯希(のまともき)』
もう1人は野間埼灯台から生まれたゆるキャラ『のまっキー』です。
『のまっキー』の使用を許可していただけたので、より親しみやすい作品にすることができました。

作品内に登場する歴史上の人物の3人は資料を基にデザインさせていただきました。
顔写真の資料がない方もいらっしゃったのですが、某テレビ局の大河ドラマに登場していた人物もいたのでそちらを参考にさせていただきました。

灯台が誕生するまでの歴史をわかりやすく、楽しく描いておりますのでご一読いただけたら幸いです。

オリジナルキャラクター制作 野間埼灯台マガジン

まとめ:地元紹介マンガを活用しよう!

心配顔

地元の歴史や特産品、文献としては残っているけれど読み解くのはめんどう

こういったお悩みはありませんか?

マンガにすることで、子どもから大人まで幅広い世代に訴求することができます。

PRしたい地元の歴史や特産品、残したい地域の伝承などがありましたら遠慮なくご相談ください!

テーマから、シナリオ・キャラクターデザイン、マンガ制作一貫して行わせていただきます!

最後までお読みいただきありがとうございました。

写真素材 PIXTA